お雑煮・三日とろろ・年明けうどん
お正月の元旦から三日間を三が日といい、お屠蘇(おとそ)を飲み、お雑煮やおせち料理を食べて新年を祝います。お雑煮は餅の形、味付け、具の種類など、地域によっていろいろな違いがあるのも楽しいものです。
「三日とろろ」は昔から続いている風習のひとつで、一月三日にとろろを食べると一年間風邪をひかないといわれています。山いもに含まれる分解酵素がでんぷんの消化を助け、年末年始のごちそうに疲れた体をおなかの中から癒してくれる理にかなったものでもあります。
「年明けうどん」は昔から長寿にかけた縁起物でもある純白のうどんに「紅」をトッピングしたもの。見た目も「紅白」でおめでたく、新しい祝い方として最近注目されています。