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新玉ねぎの基本情報

新玉ねぎ

3〜4月頃に出荷される、みずみずしい春野菜です。

「新玉ねぎ」とは、春先に出まわる「玉ねぎ」の早生種のこと。通常は保存性を高めるために1か月ほど貯蔵して乾燥させてから出荷しますが、「新玉ねぎ」はこうした乾燥処理をおこなわず、収穫後すぐに出荷しています。そのため、皮も茶色ではなく白っぽいまま。やや扁平な形をしていて、水分を多く含んでおり、みずみずしい食感と独特の甘味を楽しめます。
辛味が少ない「新玉ねぎ」は、サラダやマリネなどの生で食べるメニューにもぴったり。加熱すれば、とろけるような食感で甘味もさらにアップします。生でも加熱してもおいしい、季節限定の味わいです。

選び方

一番外側の皮がよく乾燥していて、弾力とツヤのあるものがおすすめ。また、首の部分がよく締まり、表面が白すぎないものを選びましょう。

栄養

ビタミンB1の吸収を助ける、硫化アリルを含みます。硫化アリルは疲労回復やスタミナ補給効果が期待できる栄養素。熱に弱いため、効果を得たい場合には生で食べるのがおすすめです。

保存

やわらかい皮に包まれているため湿気を嫌います。なるべく早く使いきるのが望ましいですが、常温で保存する場合は、1個ずつペーパータオルなどで包んで冷暗所で保存しましょう。冷蔵庫に入れる場合は、野菜室ではなく冷蔵室で、同様に包んで保存します。

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