かぼちゃ
夏に収穫された後、じっくりと追熟しておいしくなる「かぼちゃ」。
「かぼちゃ」が日本に伝えられたのは16世紀半ばの戦国時代のこと。このとき、“カンボジアの瓜(うり)”として紹介されたため、カンボジアが変化して「かぼちゃ」の名になったといわれています。
「かぼちゃ」は、「日本かぼちゃ」と「西洋かぼちゃ」の大きく2種類に分けられます。食卓に並ぶもののほとんどは「西洋かぼちゃ」で、「日本かぼちゃ」とくらべて甘味が強く、ほくほくとした食感が特徴です。
選び方
左右対称にきれいに丸くなっていて、ずっしりと重く、皮の表面がかたくてツヤがあるもの。軸の部分が太く、切り口がよく乾燥してコルク状になっているもの、軸のまわりがくぼんでいるものを選びましょう。カットされている場合は、果肉の色が濃いオレンジ色で肉厚のものを。また、種がしっかりとふくらんでいるものは熟して甘味があります。
栄養
ビタミンACE(エース)と呼ばれ、免疫力に関係する働きで注目されているビタミンA(βーカロテン)、ビタミンC、ビタミンEが豊富に含まれます。また、食物繊維も含まれています。
保存
まるごと保存する場合は、なるべく風通しのよい涼しい場所に置きましょう。カットされたものはワタの部分から傷みはじめるので、ワタと種を取り除き、ラップなどでぴったりと包んで冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
 
                
 
							








