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なす

紫がかった深い紺色がトレードマーク
7~9月に旬を迎える夏野菜の代表格

「なす」は〝物事を成す(成功する)〟という言葉を連想させるためか、日本では昔から縁起のよい野菜として親しまれてきました。
初夢に出てくると縁起がいいとされる、『一富士、二鷹、三なすび』ということわざも有名です。この言葉の由来には諸説ありますが、徳川家康が愛したものを順に挙げたとする説もそのひとつ。じつは家康さん、大の「なす」好きだったといわれる人物なのです。江戸幕府を開いたのち、隠居先に駿河の国(現在の静岡県)を選んだ際に、その理由を『まず、駿河には富士がある。次に鷹がいる。そして最後になすがうまい』と述べたのだとか。ちなみに、「なすび記念日」として制定されているのは4月17日。これはよ(4)・い(1)・な(7)・すの語呂合わせから選ばれた日付であり、「なす」が大好物だったという徳川家康の命日でもあるのだそうです。

選び方

へタの切りロがみずみずしく、ガクのトゲがしっかりしたものを選びましょう。皮は紫紺色(しこんいろ)で、光沢とハリのあるものが新鮮です。

栄養

なすはカラダを冷やす食材といわれ、夏に食べるのがよいとされています。皮には、ナスニン(アントシアニン系色素)というポリフェノールの一種が含まれます。

保存

ラップに包み、冷暗所で保存して、2~3日以内に使いきるのがおすすめです。5℃以下での保存は避けましょう。

料理の基本辞典